バトル体験版PS4ゲーム『蒼き革命のヴァルキュリア』評価レビュー
PS4で新発売されたゲーム『戦場のヴァルキュリア リマスター』に付属されている『蒼き革命のヴァルキュリア』のバトル体験版の紹介と評価レビューをします。
プレイした感想としては、ほぼアクションゲームになっていました。ヴァルキュリアとは似ている部分はあるものの、基本的に別ゲームですね。
まず、3人いるプレイヤーのうち1人を操作しますが、いつでも切替ができます。そして操作はターン制でもなく単純にアクションとなっていますのでリアルタイムに動いて銃を発射できます。
また、ヴァルキュリア同様に土嚢に隠れることができます。隠れている間は体力が少しづつ回復しながら、敵からのダメージも減ります。
しかし、敵も同様に隠れるので、お互い土嚢の裏にいる状態になってしまったら非常にテンポが悪く、なかなか展開を進めることができません。
なので、戦法としてはチマチマ頑張りながら相手が寄ってくるのを待つか、サブウェポンなどで相手を硬直させてから一気に突っ込むかのどちらかになります。
そして相手と一定の距離以上で接近すると、その相手とだけのバトルが開始されます。
このシステムが他のアクションゲームとは大きく違うところですね。
ひとたび接近戦が始まると、周りに透明なバリアみたいなのが出現してその範囲外に行くことはできませんし、他の敵も入ってくることもありません。
接近戦でも銃は撃てますが、基本的には武器で攻撃することになります。
また、このときは魔法も使えます。
相手の頭上に汗マークのアイコンが見えると思いますが、これは相手の感情を示しています。
接近戦に突入する前に特殊な武器で攻撃したりすると、相手や近くにいる敵が怯んで硬直したり、恐怖を感じたりするような仕組みです。
ただ、これは自分たちにも同じことが当てはまるので状況によってはかなり不利な状態で接近戦に突入してしまうこともでてきます。
3人それぞれが特殊なサブウェポンを1つ持っていてスナイピングして敵を倒したり、煙を撒いて視界を封じたり、手榴弾で土嚢を破壊したりできます。
この要素は通常時の銃撃バトルと接近戦をまたぐ際に非常に面白いポイントだなと感じました。
まだベータ版ですし、夏にはバージョンアップした体験版が再度配布される予定らしいので、あまり結論じみたことは言いたくないですが、正直な感想としてはまだまだ改良の余地ありですね。
感情や個性的なサブウェポンがあり、銃撃戦と接近戦の2つの戦闘を楽しめるということで、わくわくしたバトルを期待していたのですが、どうも単調な作業の繰り返しになってしまっています。
基本的にボタンを連打しているだけ、というか。無双ゲームならそれでも爽快感があるのでいいのですが、これは相手も固いので結構ダルくなります。
ヴァルキュリアの戦略的要素を残しつつ、アクションゲームとして新たな道を切り開こうとしているのは非常に良く分かりますが結局いまのところ中途半端になってしまっているという印象です。
プレイヤーの3人の魔法も絵が違うだけでほぼ同じというのも問題かも知れません。サブウェポンだけでなくもっと目立つ形で個性を出して欲しいです。
これからブラッシュアップされてもっと楽しくなることを期待しています!
【オススメ!度】★★☆☆☆(星2つ)
(良い点)
・銃撃戦と接近線の2種類のアクションを1度に楽しめる
・スナイパーが楽しい
(悪い点)
・操作キャラクターの個性があまりない
・バトルが全体的にチマチマ体力を削るだけになるのでダルい
☆以上、おすすめする新作のスマホ/PC/PS4ゲームを紹介しながら評価レビューをやっています【ゲームアプリMAX】でした。応援よろしくお願いします☆
▼このバトル体験版が付属しているPS4『戦場のヴァルキュリア リマスター』の評価レビュー
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